立ち上げあれっ!!!ガン◯ム!!!
はい、どうもこんにちはNovi Blogです。
今日はWeb広告ひとり談義第三弾、インターネット広告(Web広告)の歴史について
かいつまんで話していきたいと思います。特に運用型広告の歴史です。
アドテクノロジー最先端!的な印象をお持ちで、結構難しいのかな?と思うかもしれませんが、仕組みはいたってシンプルなんです。そのあたり、今日の記事で書いていこうと思います。
*歴史っていうと、西暦◯◯年とか、教科書みたいな書き方になってしまうので、
あくまでも流れだけ。覚えていっていただければと思います。
本日のお品書き
まずは振り返りから
インターネット広告ってここ4年間ずっと10%以上の市場成長なんだよね?
あ!いいね!そうなんだよ。2017年では1.5兆円の市場規模になったと言われてる。今年も伸びるんじゃないかな。
でもインターネット広告の運用って難しそう。
仕組みは至ってシンプルだよ。商品と相性の良い人たちに対して配信できる精度が上がっているだけなんだ。
Web広告の歴史
初期のWeb広告
インターネットが普及し始めた当初、まだWebの広告は画像を貼り付けて載せるだけという、屋外広告のような発信の仕方が主流でした。
でもそれだとあまり人が来ないサイトは広告価値がなくて儲からなかったんだよね。
その通り!じゃぁ、人が集まらないサイトはどうなったんだっけ?
広告代理店が弱小サイトをかき集めて、人がいっぱいくるサイトと同じくらいのリーチを確保して販売した!
そうだね。そうすることでサイト側は運営に注力出来るし、配信した分だけ儲けることもできるようになったんだ。
アドネットワークの登場
そういった複数のサイト(メディア、媒体とも言う)が束ねられている広告枠のことを、アドネットワークと呼んでいます。
広告(アド)のネットワーク。そのまんまだね!
そうそう、Web業界ってさ、ネーミングセンスないよね。
パパ!質問!!!広告代理店は何を元にして各サイトにお金を支払っているの?
いい質問だね。ちゃんと定められているんだよ。の前に運用型広告には2つの支払い方法があるんだ。
CPC課金
通称Cost Per Click(コストパークリック)。
サイトに掲載している広告枠がクリックされる度に広告費用が発生するモデル。
あらかじめ1クリックあたりの単価が定められているので、全体費用とクリック数の予想を立てやすい。
1クリックあたり150円で、今回の広告費は150万円だから...1万回クリックされるね!
CPM課金
通称Cost Per Mille(コストパーミル)
クリック数に関わらず、広告が表示された回数(impと呼ぶ)に応じて広告費用が発生するモデル。
あらかじめ1,000impあたり(1,000回広告を表示)の金額を定めて広告出稿を行う。
ちょっと待って!!!CPMってめっちゃ危険じゃん!
どうしたの?そんな取り乱して。
だって、もしかしたら1,000imp、2,000impって出稿してもクリックされない可能性があるんでしょ?そんなことになったら、担当者がクビになるかもしれない!!!
クビにはならないさ。左遷くらいじゃないかな。
左遷はあるかもしれないんだ。。。
確かにクリックされないリスクはあるね。でも、もし商品やサービスに自信があって、絶対クリックされるっていう確信があったら?
うーん、、、そういう見方もあるのか。確かに、極端な話1,000imp全てクリックされたら広告費はCPCで出稿するより絶対安く済む。
君は天才か!その通り。1,000imp毎に広告費が発生するから、その間いくらクリックされても広告費はかからないんだ。
サイトの収益分配方法
ここまで説明したらもう分かるかな?
うん!CPCだったら、そのサイトでクリックされた分だけ、CPMだったら配信された分だけ、そのサイトが儲かるってことでしょ?
That’s right!!!
両方ためして、運用してみて
んじゃ、CPCとCPMどっちの課金モデルでいけば良いのかな?
結論言うと両方とも実施してテストした方が良いよ。そこから効率的な配信方法を選択していくんだ。
そっか。そうやって広告を運用して、広告の最適化していくんだね。...あ!だから運用型広告!?
マァァアアアーベラスッ!!!抱きしめちゃう!!!
ターゲティング広告
パパ!私、第二弾の時にも言ったけど、自分商品の属性にあった人たちにリーチさせたいの!
あ、そうだったね。もちろん今の技術だとそれも可能だよ。
様々な媒体を組み合わせて配信出来るアドネットワーク。
しかし、クライアントのニーズはマスメディアのように広くあまねく、ではなく、より詳細に自社の商品と親和性の高い顧客へのアプローチへと向かっていきました。
そのニーズに応えたのがターゲティング広告
これはインターネットを利用している人の検索履歴やサイト閲覧履歴を元に、その人の趣味や嗜好を推測して広告配信が出来る仕組みのこと。
へぇーこれなら自社商品に興味感心の高そうな人にアプローチすることが出来るんだね。
そうなんだよ。特にコスメ系の企業はパパに広告出しても意味ないよね?だから、検索履歴や閲覧履歴から「この人、男性だな」と推測してコスメ系の広告はパパには表示されないんだ。
無駄な広告費を投下しなくて済むわけだね!
リターゲティング広告
ターゲティング広告の他にはリターゲティング広告というのもあります。
これは自社サイトを訪れた人に対して、広告を配信する手法のこと。
あ!!!だからパパが使った後にWeb検索とかネットサーフィンすると育毛系の広告がバンバン出てくるんだね。
そ、そうなんだよ。(リターゲティング広告め。。。)
なぜ、ターゲティングが可能なのか?
先ほどご紹介したターゲティングやリターゲティングを可能にしているのが、Cookie(クッキー)という意味不明なものです。
クッキー?あの食べるやつ???
元々の語源を追えばそうなるね。
Cookieとは?から説明するとややこしいので、簡単に。
Cookieはサイト訪問者に持たせる会員証のようなものです。例えば、FacebookやTwitterなど一度ログインしたら次サイトを開いた時には自動的にログインしていることってありますよね?
それを可能にしているのがCookieなのです。
Facebookに再アクセスした際に、Facebookのサイトは訪問者のCookieを確認します。
「あ、このCookie、前にログインした時に私たち(Facebook)が渡したやつだ、ID/Passwordの入力は必要ないですね。通ってどーぞ。」と、最初からログインした状態で画面を見ることが出来るわけです。
ネットの世界では小さなおじさんたちが検閲をしたりと頑張っているということです。
え?じゃぁ、ネットサーフィンしたら、いろんなサイトのCookieを持たされているってこと?
そうなるね。
え!?私いっぱいネットサーフィンしてるからいっぱい持ってるんだね!どうやって食べるの???
いや、食べ物じゃないから。
このように、サイトを訪れると自動的にCookieが付与されます。
Web広告では、そのサイト閲覧者のCookie情報を閲覧し、どのような閲覧履歴があるのかを収集。そこから趣味や嗜好を推測して広告配信を行なっているのです。
第三弾の終わりに
いかがだったでしょうか?
最後に説明した、このCookieを使ってWeb広告。
これは、さらに進化を遂げています。
第四弾では、更なる進化を遂げているWeb広告についてお話ししていこうと思います。
こぉーはんへ、続くっ!(後半へ続く)
ち、ちびまる子ちゃん!?
ご一読ありがとうございました。
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