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いらっしゃいませ。Novi Blogへようこそ。今3社目。マーケティングを担当しています。主にアドテクノロジーやマーケティング系、それからガジェットやゲーム系の話題を取り扱う予定でございます。たまに娘が出てくるかもしれませんが、楽しんでいってください。

【第2回】マーケティングひとり談議-企業のSNSアカウント運用について少し話そうか-

 

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どうも、こんにちはNovi Blogです。

 

今日は企業のSNSアカウント運用に関して記事にしていきたいと思います。

 

マーケティングなの?プロモーションなの?というところが曖昧で、企業ごとに定義も異なるSNSですが、初めてマーケティングを担当する方や、インターネット広告に携わり始めた人向けに記事を書いていきます。 

 

結論としてはSNS上での運用型広告およびキャンペーンについてはプロモーションの領域。SNSの運用については「商品が大量かつ効率的に売れる仕組み作り」としてマーケティングの領域になります。

  

それでは書いていきましょう。

 

 

 

主要なSNSって何があるの?

 

SNSと言っても、今はさまざまなSNSがあります。以下代表的なSNSを列挙します。

 

  • Facebook
  • Instagram
  • Twitter
  • YouTube
  • LINE
  • Weibo(中国)
  • Wechat(中国)

 

Facebookはおっさんたちが。Instagramは美女達が、Twitterは有象無象が。Youtubeはバラエティ班が。LINE(特にフィードとか)は中高生が、主にやってますよね。

*個人の感想です。

 

いや、主観に満ちすぎてて、客観性に乏しいよ!パパ!

イメージだから。あくまでもイメージだから!

 

 

とんでもないのに知名度が低い中国

WeiboやWechatは耳慣れないかもしれないですね。

中国のSNSで、Wechatは日本で言うところのLINEみたいなもんです。

あとは、Weibo。これは中国で言うところのFacebookとTwitterとYoutubeが全部使えるSNSって考えておけば間違いありません。

これからWeiboやWechatなどの中国のSNS、媒体はグローバル化していく日本企業もマストチェックです。

 

なんてったってユーザー数がとんでもないですから。

Wechatでアクティブユーザー約7

WeiboはDAUで約1億3千万人。

 

どれも日本の人口と同等もしくはそれ以上の人たちが使っている媒体です。

無視する方がアホです。

 

その他にもred(小紅書)や大衆点評、ALIPAYやら、蚂蜂窝(magfengwo)とか、まぁ、色々あるのですが、中国事情についてはまた次回、おまとめして話していこうと思います。

 

 

どうしてSNSを運用するの?

企業がSNSを運用する目的としては大まかに分類すると以下のようになります。重要度の高い順にまとめています。

 

  • LTV向上のため
  • プロモーションの効率化
  • CSR
  • 商品開発

 

全ては上記の目的を果たすために、ファンを獲得したり、フォロワーを獲得したりするわけです。

 

今回はその中でも重要度の高いLTVの向上とプロモーションの効率化にフォーカスして書いていきます。

 

LTVの向上

LTVというのはLife Time Valueの略です。

顧客が生涯を通して、企業の商品に対してどれくらいお金を使ってくれるのか?という指標です。

まぁ、“生涯”って言うとあまりにも長くなってしまうので、例えば1年間LTVとか3年間LTVとかスパンを区切って計測してたりもします。

 

話を戻して。

SNS上でファンやフォロワーを獲得することで、“継続的にコミュニケーション”を取ることが可能になります。

例えば、化粧品の新しい使い方だったり、新ブランドシリーズのリリースだったりの投稿を「すでに企業に興味感心の高い人に対して告知を行う」ことが出来るのです。

 

例えば、LTVを向上させたいときってコスメ系の企業だったら、

 

  • 値段を変えずに容量を減らす
  • 新しい使い方を提示

*あくまで一例です。

 

とかが思い浮かびますよね?

容量を減らすというのはファンが遠ざかってしまうかもしれませんが、、、

 

新しい使い方の提示であれば、普段よりも多めに使って貰うことが出来、再購入のスパンが短くなりますよね?結果としてLTVを高めることが出来るのです。

 

 

って言うのを、繰り返しになりますが、

すでに興味感心の高いファン/フォロワーに訴えることが出来るのです。

しかも広告出稿なしで。

 

広告出稿なしで、というのがこの項目の最も肝となる部分です。

 

プロモーションの効率化

先ほどもお伝えした通り、一度ファン/フォロワーになってくれると継続的にコミュニケーションが可能になります。

 

新商品の告知や、オススメの使い方を投稿することで、顧客とのコミュニケーションが可能になるわけです。「新たに広告費を投下することがない」ということだけでも、プロモーションの効率化は達成していますが、メリットはそれだけではありません。

 

それは、ファン/フォロワーに似た人たちに対して広告を表示することが出来ることです。

 

広告を運用してみてチューニングをかけて、ターゲットを合わせていくという工数が必要なく、似た属性の人に対してのみ広告出稿を行うことでプロモーションの効率化を狙うことができます。

 

しかもSNSですと“拡散”という合わせ技も可能になりますので、ファンやフォロワーが企業の投稿が素晴らしいものであれば、拡散してくれるのです。自発的に、自分の友達に紹介してくれるという有難い効果も期待できます。

 

CSRや商品開発

CSRはその名の通り、企業の公平性やクリーンな経営状況をお伝えする手段としてSNSを活用していたり、商品開発においてはSNSの特徴である、コメントやアンケート機能を使って顧客の声を元、もしくは参考にして商品開発を行なっていくことです。

一緒にメーカーが寄り添って作っていった商品だったら、顧客は愛着を持って買いますよね。

 

 

SNSの運用は大変なの?

結論としては簡単ではありません。

 

ここまで書いていくともはや企業はSNSを運用しない理由はないように思えます。

でも、そこまで企業はSNS運用に関して積極的に行えていない状況があります。

その理由は以下が主な要因

 

  • 連投出来るほどのネタがない
  • スピード感を持てない。
  • 外注費が高い
  • 炎上リスクが常に伴う
  • レポートしきれない

 

炎上リスク

特に”炎上リスク“を企業は最も恐れています。

 

個人であれば、ある種、炎上によってファンを獲得していたりもしますが、企業がそれをやると、ただただファンが離れてしまうのです。

社会的なペナルティまで時には課されてしまいます。

 

連投出来るほどのネタがない

連投出来るほどのネタがないというのは、Facebookなんかは“エッジランク”なんてものがあります。ファン数が100万人いたら1投稿あたり100万人に届くのか?というとそんなことはないわけです。

 

SNSプラットフォームは独自のロジックで企業の投稿をリーチさせる、させないを計算して出されるわけです。

 

難しいので結論を述べると、エッジランクを維持するために企業はある程度のボリュームを持って投稿し続けなければならないわけです。

そこまでネタがない。っていうのが企業の本音です。

それにコミュニケーションの一環として、企業と関係のない投稿をしたくても社内のお偉いさんにストップされてしまうというしがらみもあるわけです。

 

レポートしきれない

まぁ、あとは運用したことによる効果(LTVが向上しました!とか)をレポートしきれないという理由もあるのです。運用設計の時点でしっかりタグとパラメータの設置を行えれば出来なくはないのですが、企業のSNS担当者もプロというわけではないですし、SNSマーケティングの提案をする代理店もそこまで踏み込んだ提案はなかなかしません。ここら辺は実はDMPの構築によって徐々に出来つつあるのですが、まだ、過渡期です。

 レポートしきれないということは費用対を見ることが出来ず、外注費が適正なのかがわからなくなります。わからなくなると、金額だけを見られて、お偉いさんから「高い!」の一言で稟議を却下されるわけです。

 

最後に...

いかがでしたでしょうか。今日はSNS運用のメリットとデメリットを記載していきました。集客チャネルとして注目を集め続けているSNS。うまく使わない手はないなと感じています。企業だけでなく、ブログを書いている方や動画投稿している方もうまく集客チャネルを分散させることで、広告費に頼らない集客が出来るようになります。

 

ただ、炎上にだけは気を付けてくださいね。

 

パパは家だと毎日ママを炎上させてるよね。

 

ご一読ありがとうございました。

 

 

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