どうも、こんにちはNovi Blogです。
今日は最近話題の訪日外国人、特に爆買いと一時期話題になった中国人旅客の現状をデータを用いながら見ていきたいと思います。
最近、あらゆるところで話題の訪日外国人。人口減少による経済停滞を補うべくあらゆる企業、自治体が訪日外国人需要を取り込むべく、努力を重ねています。
中国人の爆買いは終わったのか?
データで見てみると終わってないですね。むしろ消費額は上がっていますし。
確かに一人当たりの“買い物”にかける金額は下がっているようです。
特に家電や時計などの高額商品に対してお買い物することが下がっているようです。
具体的に2015年のデータと2017年のデータで比較してみましょう。
データ参照元:観光庁 消費動向調査より抜粋
ご覧の通り、家電や時計などの高額商品の購入割合および購入金額は下がっています。
しかし、依然としてコスメやお菓子類は人気、というかマストバイ的な扱いになっていますし、一人あたりの買い物にかける金額が下がったとて、補って余りあるのほどの中国人が日本に訪れているのです。
その証拠に消費額の絶対値も上がっていますし、全体の消費額においては1位の座に君臨しています。
そりゃぁ、京都もオーバーしてしまいますよね。
訪日外国人は日本の光なのか?
訪日外国人が日本の経済成長に対する光なのか?について考察する前に、そもそもなぜ、ここまで訪日外国人〜訪日外国人〜「Youは何しに日本へ?」が流行っているのか。
それは人口減少が大いに関係しています。
経済が縮小してしまう
皆さんもご存知の通り、日本は少子高齢化と呼ばれて久しいです。少子高齢化のままですと、元気にお金を儲けて、もちろん消費も盛んにしてくれる人たちが減ってしまいます。つまり、日本経済がシュリンクしていってしまうのです。そうなるとどうなるか、、、定年60歳と呼ばれてましたが、現状の少子高齢化に歯止めがかけられないと、場合によっては定年が70歳まであげられたりするわけです。
70歳になってまで満員電車はマジで勘弁。。。
訪日外国人は経済停滞を救うのか?
そういった少子高齢化に伴う消費の縮小を補うべく、今注目されているのが、“訪日外国人”。
訪日外国人に日本に来てもらい、「富士!」「芸者!」「スシィー」と言ってもらいながら消費してもらうことで、経済を活性化させる“一因”となってくれることを期待しているのです。
ここであえて”光“ではなく、“一因”と記載したかというと、2018年の訪日外国人旅行者が3,000万人を越えることがほぼ確定している状況です。
それにおける経済効果は4兆円と言われているのです。
ですが、この4兆円という数字。確かに、インパクトありますが、日本のGDPは約550兆円。
GDPですので、単純比較は出来ないものの、550兆円に対する4兆円と考えると、、、
もっというと550円に対する4円と考えると、、、一因になれども光とまではいかないかなって感じです。
だから訪日外国人の他にも1億総生産!女性の社会的進出を!とか、移住を促進するんだー!とか、とにかく日本の働き手の確保のために日本政府は必死な訳です。
最後に...
いかがでしたでしょうか?訪日中国人を切り口に、訪日外国人があたえる日本への経済的インパクトまでご説明しました。もし反響あれば、国別にもみてみたり、もう少し掘り下げたお話も書いていけたらと思います。あとは他国の観光立国状況とかお伝えするのも面白いかもしれないですね。
日本への訪日旅客が3,000万人やっほぉー!!!ってなってますけど、海外からの観光客が多いフランスは約1億人ですからね。日本の3倍以上です。
つまり観光立国の日本はまだまだ成長の余地があるということですし、
中国人の爆買いはまだ終わったわけじゃないよってことで本記事を閉めたいと思います。
ご一読ありがとうございました。