立ち上がれ!ガンダ〇!
どうも、こんにちはNovi Blogです。
今日は、前回までインターネット広告の歴史から市場規模、そしてDMPの話をしました。
過去記事
やっと2018年のインターネットに追いついた、、、かな。
今日は進化著しいインターネット広告において、三本柱と呼ばれる企業に対して話して行こうと思います。
ちなみに、今回、Appleの説明は省いていますが、これから説明するGoogle、Apple、Amazon、Facebookはそれぞれの頭文字を取って”GAFA”なんて呼ばれています。以下の本で詳細説明されてますし、大変面白いです。
っていう宣伝は置いといて、それでは書いていきましょう!
インターネット業界の三本柱とは
はい、皆さんご存知ですね。
- Amazon
上記が今のインターネット広告業界を牛耳る三本柱です。
GoogleはGoogle アドセンスで皆さん、お世話になっていますね。
私ですか?
今承認待ちです。
*いつになったら。
認めなよ!パパのブログはまだ価値が低いってことを
み、、、認めたくないものだな。なぜ承認されないんだ。
坊やだからさ。この軟弱者!!!
と私の話はどうでも良いとして、どれだけすごいか、数値も踏まえて見ていきましょう!
Google(というか親会社のアルファベット)2017年の売上は12.2兆円(そのうち広告に寄与するのが大体70%前後くらい)。とてつもない数字ですね。
*ちなみに日本を代表するイケてる会社、サイバーエージェントの売上は約4,200億円です。意外と各企業の売上って新卒の子とか知らないんだよね。今度まとめてみるか。。。
使っているデータ:ユーザーの検索データ
ソリューションは以下の通り簡単に説明していきますね。
リスティング
ググれカス!って言われますよね?ググった時に上位に掲載されていて“広告”と書いてあるのがそれです。検索キーワードを購入して、掲載する手法です。
アドネットワーク
GDN(Google Display Network)なんて言われてたりしますね。ブロイガー達がGoogle アドセンスゥ〜承認してくれぇ〜って叫んでますよね?それのことです。
1クリック毎に値段決めるパターンと表示回数に応じて費用がかかるパターンがある。
その他
個人でGmail使っていたりすと、広告表示されませんか?それです。あとはYouTubeの動画広告とかも含まれますね。
Amazon
Amazonの2017年の売上は約20兆円。もう一人では一生かけても使いきれないであろう金額です。
Amazonって皆さん、買い物ってイメージの方が強いですよね?まぁ、広告事業自体の規模は1,200億円強くらいですので、本業に比べるとまだこれからって感じなんでしょうけど、本業じゃないのに、1,200億円ってヤバくないですか?それを支えているのが、購買データなわけです。
使っているデータ:ユーザーの購買履歴
広告メニュー
Amazon ディスプレイ広告
これは記憶に新しい、Amazonで買い物しようとすると“広告”と表示されて類似商品が出てきたりしますよね?あれのことです。
Amazonの場合はあまり広告自体にはそこまで力を入れていない印象です。でも、そのうち購買データ使って、もっと緻密な配信システムとか出してくるんでしょうね。うーん、今は無理だろうけど、そのうち、トラベル系の商品見てたら航空券の広告が配信されるなんてのもあるんじゃないでしょうか。
(もうあったらスミマセン)
Facebookの2017年の売上は4兆4千億。なんだかもう、、、Google、Amazonのあとですと、ほんの少し安心しますね。でも、十分わけがわからない数字です。
使っているデータ:ユーザーの属性情報
広告メニュー
フィード広告
基本的にはFacebookページを開くと友達の投稿と一緒に企業の広告が流れてきたりしますよね?あれです。皆さん、Facebookに登録した時に趣味とか登録しましょうって促されましたよね?あれはある種Facebookの広告配信の質を上げるために登録させているのです。もちろん、趣味情報とかを登録すると、同じ趣味の人をレコメンドしてくれたり、関係のない広告配信(男性に対してコスメ系の広告配信)がされないってメリットもあります。
その他
インスタグラムってFacebookなの知ってますか?知ってますよね。一昨年あたりからインスタグラムでも広告配信が行われるようになって、今はそのまま購入導線まで繋げられるようになっています。いやぁー進化が著しい!そのうち、KOLが実店舗持ち始めて、商品を買い取って販売なんて世界も来そうですよね。
*ちなみに中国ではもうそれが主流です。
え?これってもしかしてある種のDMPなんじゃない?
そうだよ!!!察しがいいね!
DMPは決して新しい考え方ではない。
第五弾でもお伝えしましたが、、「DMPは決して新しい考え方ではない」ということです。
ただただ、蓄積されたデータのマネジメント方法が自動化されたり、最適化されているに過ぎないわけです。
しつこい!もうわかったよ。
いやいや、これが重要なんだよ。
今、大企業においてもDMP構築、DMP構築と叫ばれて久しいです。
しかし、基本的に稟議を承認する側の人間が、レガシーすぎて「うーん、よくわからない」状況なのです。
これはかなり危険。DMPは構築費はもちろん、個人情報に触れることもあるのでセキュリティ対策、そもそもどのようなデータをどのように使うのか?を定める要件定義。諸々、お金がかかるのです。数千万〜数億なんてことも起こり得ます。
なのにっ!
そんな一大プロジェクトを承認するおっさんどもが毛嫌いし、理解していないままにすると、、、
- おっさんが理解していない。
- おっさんが理解していないから的外れな指摘をする。
- 現場もよくわかっていないから無茶な修正を開発に指示する。
- 無茶な修正で開発側はメダパニ状態。意味不明な修正をする。
- 意味不明なDMPの出来上がり
ということが往々にして起こるのです。そうして出来上がったDMPはもちろん、当然のことながら使い物になりません。ほんの少しだけ役立つ程度になるのです。改修をかけようにも、見積もり段階で(その企業にとって)多額の工数費が出てきて、八方塞がりになるわけです。
そして誰かが言うのです。
「セールスフォース」で十分やんけ。
ここで、誰も使わなくなればまだ幸せかもしれません。
もっとも最悪なのは、
「せっかく作ったんだから使え。使い方を考えるのもあなたの仕事」となるわけです。
もう、そういうところは転職するか異動届けを出すかして逃げるしかありません。
最後に...
と、、、すみません。最後はDMPに限らず、プロジェクトにかかるデスマーチの話になってしまいました。
ここまでお話しした方はインターネット広告に基本はほぼほぼ抑えられたかと思います。
次回以降は「進化は運用型広告だけじゃない!表現方法も多様化している」という話をして行こうと思います。
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