立ち上がれ!◯ンダムッ!!!
はい、どうもこんにちはNovi Blogです。
今日はWeb広告ひとり談議、第五弾です。
第三弾と第四弾に続いて、今回もインターネット広告の進化の軌跡、主にDMPに関して書いていこうと思います。
前回までのおさらい
弱小サイトをかき集めたのがアドネットワーク
アドネットワークを一元管理してサイト閲覧者の広告効率を上げたのがDSP
素晴らしいね!!!うん、本当はもっと仕組みのことも伝えたいけど、それは今後、記事をリライトしながら更新していくよ。
このアフィカスがぁああっ!!!!
というわけで、前回までで、DSPというツールのところまで書いていきました。DSPで広告の「枠」から、サイト訪問した「人」に対して広告配信を行うことが可能になったのです。
では、なぜ、サイト訪問した「人」に合わせて広告配信が可能になったのでしょうか。
もちろん、Cookieも一つの答えですが、Cookieは前回お伝えした通り、会員証のようなものです。その会員証に記載されているデータを管理しているのが、これからお伝えするDMPになるわけです。
それでは今日も説明していきましょう。
DMPとは、2種類あるんです。
DMPはData Management Platformの略です。サラリーマンの皆さん、自社会員、持ってますか???私が務めている会社でももちろん持ってます。DMPでいうところのDataは主に、会員データのことを指します。つまり、会員データをマネジメント(管理・分析)するプラットフォームのことを“DMP”と呼ぶのです。テクノロジーの進化で膨大なデータを蓄積することが可能になりました。せっかくデータが溜まっているんだから有効活用しようぜ、ということでDMPが出来たのです。
更にDMPには大まかに分けて2つの種類があるのです。
- パブリックDMP
- プライベートDMP
え?会員データと広告の何が関係あるのか?ですって。。。
関係大有りなんです読者様っ!!!
それでは早速、パブリックDMPについt
パパ!!!ちょっと教えてっ!!!
どうしたんだい?急に。お父ちゃんは今執筆中なんだけど。
ねぇ、パパ、DSPが出てきて、広告は枠から人に配信することが可能になったんだよね?でもさ、なんで、年代とか性別とか趣味嗜好とか。詳細にターゲティング出来るの?
ほほう、ちょうど良い質問ですね。
ターゲティング出来るのは、パブリックDMPのおかげでもあるんだ。
パブリックDMP
これは、自社とは無関係のサイトの行動履歴が蓄積されているDMPのことです。外部データを活用することで、最適な広告配信が可能になるのです。
え?てことは自社サイトの行動履歴や会員情報も他企業が使えちゃうってこと?
一部正解で一部不正解だね。たしかに行動履歴の一部は取得されているけど、会員情報であるメアドとかは取られていないよ。
ほっ、、、取られて活用されちゃうデータとそうじゃないデータって違いがあるの?
もちろんあるよ。かいつまんで言うと、個人情報に関係のあるデータは取得出来ない。出来ないというか、取得して使ったりしちゃダメなんだ。それには個人情報保護法やGDPRとかさまざm...
とりあえず個人情報がわかっちゃうデータは使えないってことね!
...そうです。
個人情報に繋がるようなデータをパブリックDMPで使うことは出来ません。ただし、行動履歴から趣味嗜好を推測し、最適な広告配信は可能になります。
それを可能にしているのが...
Cookieだね!!!サイト訪問したら自動的に付与されるやつ。Facebookとか一度ログインしたら再アクセスした際にログイン画面が表示されずに、すぐ投稿出来たりするのはCookieのおかげなんだよね!
いい感じでわかってきたね!!!その通りだよ!
プライベートDMP
プライベートDMPは自社の会員のデータベースだと考えてください。
つまり、広告配信を行う際に、自社の会員属性を活用することで、パブリックDMPのデータを使うよりも一層精度を高くして広告配信を行うことが出来るのです。
CRMにも深く関わって...
パパは言った。このブログは初心者でもわかりやすいように書いていくと。
そ、、、そうだね。
プライベートDMPは例えば、自社会員の購買履歴や、SNSアカウント(もちろん承認の上取得)、年齢、性別、購買頻度まで蓄積することが可能です。
ですので、広告配信にも活用出来ますが、例えば、
「弊社の顧客は3ヶ月毎に商品を購入するから、購入後、2ヶ月半経ったタイミングでリマインドメールを送る」作業も自動化して行うことが出来るのです。
もちろん、前述のリマインドメールだったりは以前から可能だったのですが、DMPはそれ以外にも活用することができるのです。
ただし、事前にどのようなDMPを構築するのか、要件定義が重要になってきますので、このことも次回以降、解説していこうと思います。
いちいち、会員データベースをダウンロードして、商品でフィルターかけて、最終購入日から何日たったかをエクセルで数字入れて、、、メールアドレスを抽出して、、、抽出後は個人情報だから、削除して、明日はまた同じロジックで、データを抽出して、、、
てなんて、毎回やってたら社員さん泣いちゃいますよね。私は一度泣きそうになりました。
イメージで言えば、新規獲得を狙うためのパブリックDMP、既存顧客との関係性継続のためのパブリックDMPと考えれば一旦は間違いないと思います。
もちろんプライベートDMPを活用して新規顧客につなげる方法はあるにはありますが、、、
応用編で書けばいいじゃん!!!
そ、そうだね。それは後日書くことにするよ。でもこの章が終わる前に伝えたいことがあるんだ。
DMPは決して新しいものではない
本記事でも最も訴えたいのは、「DMPは決して新しいものではない」ということです。
Amazonの超有名な成功事例として「レコメンド機能」っていうのも、購買データをマネジメントした結果ですし、Facebookも会員データをマネジメントした結果、そのデータを提供して広告として商品化しているに過ぎないのです。
Amazonのレコメンドはるか昔からありましたし、Facebookの広告もはるか昔からありました。
記述した通り実は、決して新しいものではないのです。
パパ、2回、タイトルも合わせれば3回同じこと言ってるよ。
大事なことなので。5回は言いたいところです。
ただただ、蓄積されたデータのマネジメント方法が自動化されたり、最適化されているに過ぎないわけです。
ですので、難しく考える必要もないですし、毛嫌いする必要もないわけです。
最後に...
なるほどねぇーアドネットワークからDSP、DMPまでWeb広告の手法はどんどん進化してるんだね。
そうなんだよ。
次回以降はインターネット広告業界を牛耳ってる者たちの話をしていこうと思います。
*皆さま薄々勘付いてる方もいらっしゃるかと思いますが、、、そうですね。皆さんがSEOに必死になっているあそことか。ソーシャルネットワークのあそことかですね。
ただし、よく言われることがあります。
アドネットワークとDSPって何が違うの?と。
それはカレーライスとご飯の違いはなんですか?って聞かれてるのと一緒なんですよね。
例えが下手!!!
ご一読ありがとうございました。
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